「第11回全日本マスター柔術選手権」1日目

JBJJF主催「第11回全日本マスター柔術選手権」の撮影、行って来ました。
→ https://www.jbjjf.com/upcoming-events/all_mas11/

FRESH!内JBJJF TVにて配信をご覧になっていただいた皆様、長丁場のお付き合いありがとうございました。ちなみにこのブログは大阪の自宅にて2日目の生配信を観戦しながら書いております。

選手や柔術関係者の皆さんのSNSのタイムラインには、その結果報告や感想で溢れているかと思いますが、試合内容も会場やマット内の雰囲気も最高の大会だったというのがズバリの感想です。

マスター大会とは言っても、エントリー選手は、全日本王者の関根“シュレック”秀樹選手をはじめ、JBJJF殿堂入りを果たしている、金古一朗選手、中村大輔選手、ワールドマスター王者の吉岡崇人選手など、相当豪華。さらにはアダルトカテゴリでも国内トップを誇る選手や、アカデミー代表のレジェンドクラスの先生方も大挙参戦と、日本の柔術界を知っていれば知っているほど楽しめる大会でしたね。目の前で夢のカードが続々と実現し、解説ブースの中井先生も終始、楽しまれておりました。「1989年のWG」なる新ワードも!?

試合の雰囲気は、シュレックさんもFacebookの投稿で感想を書かれていましたが、これぞマスターの成せる技か、勝っても負けてもお互いに敬意を示される姿勢が、本当に爽やかで見ていて気持ちが良かったです。自分もマスター2世代なので感情移入しやすかったのもありますが、格闘技でこの感動を共有できるのは素晴らしいことだと思います。ヤるかヤられるか、取るか取られるかのギラギラした攻防ももちろん素晴らしいですが、こういった見ていて心が浄化されるような試合があってもいい!この振り幅も柔術の魅力です。

各選手のスタイルも、年齢層が上がるにつれ、モダンからオールドスクールへと回帰していくかのような印象がありました。正に己がこれまで磨き続けてきた、武器と人間力とををぶつけ合う総力戦かのようで、100試合の長丁場でしたが、まったく集中が欠けることなく楽しむことが出来ました。自分ももうすぐこの仕事を始めて10年くらいになるので、各選手の背景を知る機会も増え、脳内で勝手にストーリーを作っている感はありますが。

今回、残念ながら会場に来られず自宅観戦された方々も、エントリーや会場での生観戦がしたくなったのではないでしょうか?私も、このカテゴリにあの選手がいれば…ムヒヒ…と妄想を膨らませておりましたよ。ぜひ来年は参加をご検討ください。近い将来、アジア選手権並の規模になりそうですよ!

試合映像のアーカイブ化(YouTube)作業も、順次進めて行きます。この作業は大会毎の「代表的な試合」だけを選んで行っていたのですが、最近は選びきれず数が増えて大変ですが地道にやります!
◎1日目の配信アーカイブはこちらから
→ https://freshlive.tv/jbjjf/88156?utm_source=embed

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